今日、日メコン間の関係はますます重要なものになり、今年は日メコン交流年になります。
アジア各国においては、日本を代表する科学技術だけでなく、アニメ、漫画をはじめとする多くのサブカルチャーが大変人気を博し、日本語学習者は増え続けています。 しかしながら、その多くの学生が経済的・社会的理由から、来日することが難しいというのが現状です。
このような現状を見て、私たちは「アジア日本語学部生会議」を計画しました。
アジア日本語学部生会議とは、「人的交流・学術的交流・文化的交流」を軸に、6日間に渡って日本とアジアの学生が寝食をともにし、文化体験や企業訪問といったフィールドワーク、その経験に基づいた学生同士の熱い討論を通して、多角的に日本について、またアジアについて学習する機会を提供するという企画です。
日常生活で、アジアの人々と関わることの少ない日本人学生にとって、アジアの学生と交流することは、誤った先入観を払拭し、アジアの現状を知るよい契機であるのと同時に、アジアの学生が、文化、歴史など様々な観点から日本を学習する絶好の機会であると考えています。
今日、「グローバル化=西洋化」という風潮がありますが、メコン川流域の国々は欧米に対する以上に日本への憧れが強いのが現状です。 本企画開催を機に、日本文化やその背景にある独自の精神性や考え方などの「日本の心」を発信していきたいと考えています。
また観光や資料を通してだけでは得られない文化や歴史、その国の背景などを文化体験や企業訪問などを通して実感してもらい、文化の相互理解を促し、日本学(Japanology)という新たな形式の日本の文化発信を目指しています。
また日本人学生には自国の文化の再認識のための契機にしてもらいたいと考えています。
こうしたアジアと日本の学生の交流は、お互いの国にとって、ひいてはアジアにとって大きな意味を持つと確信しています。